去年の秋ですが、我が家のベランダ菜園のパセリにキアゲハの幼虫が発生しました。ちなみにキアゲハはセリ科の植物を食べて育ちます。まあ発生といっても2匹。小学生の男の子がいる我が家では観察することにして駆除はせず。
ところが大きくなる速度の速いこと速いこと。パセリはすぐに食いつくされ、スーパーにパセリを買いに行ったら意外に高い。そこで近所のホームセンターでパセリの苗を購入。苗の方が安いし、葉を食べられても根が残ったら再生してくれるのでは、という寸法。
ところがそれでも終齢幼虫になる頃には間に合わず。葉付きのニンジンを売っていないかと探したけど(ニンジンは人間が食べる)、近所では見当たらず。そこで目を付けたのがセロリ。セロリも確かセリ科のはず。そして値段の割には葉っぱの量が多い。これで無事乗り切りましたが、ある日突然2匹とも行方不明に。
あとから判明したのは、物影を探して移動してからサナギになるということ。一匹は何と、近くにおいてあった虫かごの中で羽化しました!もちろん逃がしてやりました。
もう一匹は、その後、ベランダの片隅でサナギの殻をうまく破ることができずに死んでいるのを発見。
ベランダといえども、生命の営みを観察されてもらいました。
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