前に次男がとって来たナミテントウ。生物農薬としての活躍の期待をよそに、羽化したらすぐどこかにいなくなってしまいました。
ところがそれからしばらくすると、見慣れない小さなテントウムシの幼虫がかなりの数いるのを発見。
この時点ではどのテントウムシの種類であるのか、はっきり分からなかったのですが、アブラムシをモリモリ食べていました。
その内、小さなサナギが目につくようになり、やがて出てきたのは
ヒメカメノコテントウでした。調べてみると幼虫も成虫もアブラムシを食べるとのこと。我が家にアブラムシが大発生しているのを野生のヒメカメノコテントウが嗅ぎ付けて卵をたくさん産んで行ってくれたのでしょうね。
結果、アブラムシは一匹も見つからなくなりました。最初にテントウムシの幼虫を見つけたところからは離れたところに置いてある鉢のアブラムシもいなくなってしまいましたから、臭いか何かでアブラムシの居所を嗅ぎつけて襲うのでしょうね。いやあ、自然の力はたいしたものでした。
子どもたちにも良い生物の観察の機会になりました。ベランダにも野生のドラマがありますねえ。