ヤゴの飼い方・飼育
息子が学校のプール掃除で捕まえたヤゴを持ち帰ってきました。調べてみると、毎年5月頃は全国いたるところでプール掃除に伴いヤゴの飼育を開始する家庭が多いことが判明。我が家のヤゴ飼育はブログに書いています。
下は我が家のヤゴのアップ写真。
ヤゴのえさ
多くの人がヤゴを飼って困るのが餌でしょう。何しろ生餌しか食べませんから。メダカやオタマジャクシをヤゴのために取ってくる、というのもかわいそうですし。
ヤゴはイトミミズやアカムシを食べますから、釣り具店や魚を扱っているペットショップなどで、生きたものを手に入れられればそれでOKです。魚などを扱っている大きめのホームセンターにも置いてあることがあります。
「近くでイトミミズやアカムシなんてとれない・買えない」という人は、通販で手に入ります。アマゾンでの生きたアカムシの購入はこちらから。アカムシは冷凍ものも売られていますが、くれぐれも生餌を使ってください。
もし庭や畑がある人ならば、土を掘って小さめのミミズを見つければ、陸上のミミズであってもヤゴは食べます。ただ、直径数ミリくらいになったミミズは、大きすぎるのかヤゴが食べませんでした。ヤゴのサイズにももちろんよると思いますが、直径2ミリ程度までの小さなミミズが良いようです。
アカムシなら、水の中で生きていますから、生きたものを手に入れたらヤゴの水槽に入れておけばOKです。
ある程度ヤゴが大きくなると、水面に浮いている虫でも捕らえて食べるようで、我が家のヤゴは3センチくらいのバッタを入れてやると飛びついてとらえていました。
ヤゴ飼育の注意
ヤゴは餌が不足すると共食いをします。ですから、できるだけヤゴを入れる容器は分けた方が良いです。
ヤゴは結構汚い水にも住んでいますから、水替えはさほど神経質にならなくても大丈夫。2週間に一度程度でOKです。ただ、餌の残りなどが腐ることがありますから、特に屋内で買う場合は匂いが発生する前に水を替えましょう。
ヤゴはトンボに羽化します。トンボはヤゴと違い泳げませんから、水から上がって羽化できるような棒などを水槽に刺しておきましょう。
下の写真は我が家で羽化したギンヤンマ。水に刺しておいた割り箸に登って羽化したものです。
