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ヤモリの飼い方・ヤモリの餌

ヤモリは私たちに一番身近な爬虫類と言われています。家に住みついて害虫を食べてくれることから、”家守”とか”守宮”などとかかれます。

昼間は戸袋など、暗いところに隠れており、夜、灯りに群がる虫たちを狙って出てくる夜行性の動物。体長は10cmから14cmほど。指には指下板で、壁でも天上でも張り付いて動き回ります。家では、冬場、お風呂場の窓の外に張り付いていることがあります。

ヤモリの飼い方

ヤモリの飼育に必要なものは、ヤモリ1匹だけなら20cmのプラスチックケース。ヤモリが2匹なら30cm以上。蓋はしっかりしましょう。ヤモリは壁も天井も這いずり回るので。

ヤモリは夜行性のため、昼間隠れることができるシェルターが必要です。植木鉢のかけらや木の板など。ざらざらしたものがあるとヤモリが脱皮がしやすくなるため入れておきましょう。木の枝なども置いておくとよいそうです。

ヤモリの飼育には床材は特に必要ありません。湿度を保つために土などを入れてもよいのですが、ダニや虫がわかないように注意が必要です。水は霧吹きであげて、エサは生き餌しか食べないため、そのまま投入しても大丈夫です。見栄えを良くしたい場合は、ゼリーなどのカップに水を入れて設置してもよい。

ヤモリの餌

ヤモリのエサは、もちろん生餌です。自然界では灯りに群がるガなどを食べます。ヤモリ用に自分で生餌を捕獲するのが難しい方は、ペットショップに売っているコオロギミルワームをあげるのがよいそうです。ヤモリの大きさに合わせて餌の大きさも考慮した方がよいとのこと。ミルワームよりコオロギの方がヤモリにとって消化がいいのだとか…。

ヤモリがエサを食べない場合は、水分不足や温度が低い場合があるそうです。あまり食べない場合は、エサを半分にして、ピンセットなどで目の前に持っていき、においをかがせるのも手だとか…。なんだかそれも…。妊娠している場合は、食欲が落ちるそうです。そういった場合は自然に返すのが一番です。

マダガスカルのヤモリ

こちらは、マダガスカルのヤモリ。一見サイズも色も日本のヤモリとよく似ていますが、細かい斑点があるようです。

ヤモリの飼い方の本としては「ヤモリ 育てて、しらべる 日本の生きものずかん 10」がお勧めです。


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